【SPI試験対策(SPI構造的把握力検査)】SPI構造的把握力検査の練習問題と頻出出題パターン(4) | マイペース就職活動研究会

【SPI試験対策(SPI構造的把握力検査)】SPI構造的把握力検査の練習問題と頻出出題パターン(4)

「SPI構造的把握力検査」攻略にあたってのおすすめの参考書と問題集

SPI構造的把握力検査を苦手としている就活生は少なくありません。SPI構造的把握力検査は他のSPI検査や筆記試験とは異なるパターンの問題が出題されるので、いわゆる名門大学や一流大学の就活生でも初見では対応に苦労するケースもあります。SPI構造的把握力検査を攻略する上で最も有効な手法は、とにかく練習問題を数多く解いて出題パターンを覚えてしまうことです。

SPI3 「構造的把握力検査」攻略ハンドブック 2021年版は、SPI構造的把握力検査に特化したユニークな参考書・問題集となっており、SPI構造的把握力検査攻略にあたっておすすめです。


SPI構造的把握力検査:例題1

次の1~5は2つの事柄の関係についてまとめた記述である。それぞれの関係性によって、P(2つ)とQ(3つ)のグループに分けた場合、Pに分類されるものはどれか。次の1~5の中から2つ選びなさい。

  1. A市における過去30年間の交通事故の件数を見ると、20年前からは毎年着実に減少している。
  2. B市における65歳以上の住民の数は、2040年には30万人を超えることが予想されている。
  3. C市における20歳未満の住民の数は、1990年をピークに減少を続けている。
  4. D市における市税収入額は、2050年には現在の約4分の3まで低下することが見込まれている。
  5. E市の職員数は、10年後には現在と比べて約1割程度減少する見通しである。

正解と解法は?

正解は、「1. A市における過去30年間の交通事故の件数を見ると、20年前からは毎年着実に減少している。」と「3. C市における20歳未満の住民の数は、1990年をピークに減少を続けている。」です。それぞれの内容を見てみると、1と3は事実であるのに対して、2、4、5は推測であることがわかります。

SPI構造的把握力検査:例題2

次の1~5は2つの事柄の関係についてまとめた記述である。それぞれの関係性によって、P(2つ)とQ(3つ)のグループに分けた場合、Pに分類されるものはどれか。次の1~5の中から2つ選びなさい。

  1. ウシは、古くから農耕や運搬といった労働力として活用されてきた。
  2. ウシは、外国文化の影響を強く受けるようになった明治時代から日本において食されるようになった。
  3. ウシは、ウシ科に分類される動物で、同じウシ科の中にはヤギ、ヒツジなどが存在する。
  4. ウシは、一度飲み込んだ食べ物を再び口の中に戻して再咀嚼を行う反芻動物である。
  5. ウシは、第1胃から第4胃まで、全部で4つの胃を持っている。

正解と解法は?

正解は、「1. ウシは、古くから農耕や運搬といった労働力として活用されてきた。」と「2. ウシは、外国文化の影響を強く受けるようになった明治時代から日本において食されるようになった。」です。それぞれの内容はいずれもウシに関する説明となっていますが、さらに詳しく見てみると、1と2は人間社会におけるウシと人間の関わりについての記述であるのに対して、3、4、5は生物としてのウシそのものについての記述であることがわかります。

SPI構造的把握力検査:例題3

次の1~5はある配送会社の顧客に実施したアンケートへの回答結果についてまとめた記述である。回答内容の種類によって、P(2つ)とQ(3つ)のグループに分けた場合、Pに分類されるものはどれか。次の1~5の中から2つ選びなさい。

  1. OG訪問をするために、先輩が勤務している企業の最寄り駅に向かった。
  2. 車両故障の影響で乗っていた電車が遅延したことによって、志望企業の面接の時間に遅れてしまった。
  3. 内々定辞退の連絡をするために、内々定先の人事部の担当者に電話を掛けた。
  4. 先月は雨が多かったために、この店舗の売上は前年同月比で大きく減少した。
  5. 同級生が第一志望の企業から内々定を獲得したことを祝福するために、駅ビルで洋菓子を購入した。

正解と解法は?

正解は、「2. 車両故障の影響で乗っていた電車が遅延したことによって、志望企業の面接の時間に遅れてしまった。」と「4. 先月は雨が多かったために、この店舗の売上は前年同月比で大きく減少した。」です。それぞれの内容を見てみると、2と4は何らかの状況を受けて行動を取っているに対して、1、3、5は何らかの目的のために行動を取っていることがわかります。

SPI構造的把握力検査:例題4

次の1~5の問題について、問題の構造によって、P(2つ)とQ(3つ)のグループに分けた場合、Pに分類されるものはどれか。次の1~5の中から2つ選びなさい。

  1. 駅前に新しくできたレストランはとても美味しいという噂を聞いていたが、全くその通りであった。
  2. チームメンバーの誰もがAさんのチーム長就任を期待したが、実際にチーム長に就任したのはBさんであった。
  3. 今年は年初からC営業所が売り上げを大きく伸ばすことが期待されていたが、終わってみれば期待を大きく上回るほどの実績を上げた。
  4. 同級生からおすすめの小説を推薦されて読んでみたが、正直面白いと呼べるものではなかった。
  5. 行楽シーズンで大変な渋滞が予想されていたが、実際には渋滞はほとんど発生しなかった。

正解と解法は?

正解は、「1. 駅前に新しくできたレストランはとても美味しいという噂を聞いていたが、全くその通りであった。」と「3. 今年は年初からC営業所が売り上げを大きく伸ばすことが期待されていたが、終わってみれば期待を大きく上回るほどの実績を上げた。」です。それぞれの内容を見てみると、1と3については順接的な内容(「そして」でつながる内容)になっているに対して、2、4、5については逆説的な内容(「しかし」でつながる内容)となっていることがわかります。



SPI構造的把握力検査が出題される企業は具体的にどこ!?

多くの企業は就職活動の筆記試験でSPI構造的把握力検査が出題されるかどうかを開示していません。そのため、SPI構造的把握力検査が出題されるかどうかは口コミ情報に頼るしかありませんが、その際に便利なのが就職活動中の就活生がつくるリアルな就活情報・選考レポート【就活ノート】 です。個々の企業の選考情報やエントリーシート突破事例、面接突破事例などのリアルな情報が詳しくまとめられているため、就職活動や内定獲得にとても役に立つ情報が満載です。

OB訪問やOG訪問を通じてなら本音を聞き出せる!?

就活生が志望先の業界や企業の真の姿を知るにはどのようなやり方が有効でしょうか?最も有効な方法が、OB訪問/OG訪問です。自分が所属している大学の出身者である先輩社会人にお願いし、ざっくばらんに相談させてもらうことを通じて、企業の人事担当者/採用担当者からはなかなか聞き出せないような業界や企業の実情を聞き出すことが出来ます。しかしながら、大学のキャリアセンターや就職支援課、研究室やゼミ、部活や同好会、サークルなどのつてを使っても、志望業界や志望企業に相談に乗ってくれそうなOB/OGが見つからないときがあるかもしれません。

同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」というサービスを活用すれば、志望企業で働いている社会人OB/OGから貴重な話を聞くことが可能です。「ビズリーチ・キャンパス」は、大手人材会社のビズリーチが提供している無料サービスですので、安心感のある形でOB/OG訪問をしたい就活生にとってはおすすめです。

参考リンク

SPI言語試験対策用練習問題

新卒採用の筆記試験として使用される機会が多いSPI言語試験対策用の一問一答練習問題です。SPI言語試験の中から、「二語の関係」、「熟語の成り立ち」、「語句の意味」、「語句の用法」、「文の並び替え」を中心とした分野の練習問題が出題されます。詳しくは以下のリンクでご確認ください。

SPI構造的把握力検査(言語系)の練習問題

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