就職活動で間違いやすい敬語:丁寧語、尊敬語、謙譲語 | マイペース就職活動研究会

就職活動で間違いやすい敬語:丁寧語、尊敬語、謙譲語

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新版コンサル業界大研究 (業界大研究シリーズ)
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敬語は社会人のコミュニケーションの基本

就職活動では、企業の採用担当者と敬語でコミュニケーションを取ることが基本です。これは、エントリーシートのような書面でのやり取りでも、グループディスカッションや面接といった口頭でのやり取りでも同じです。面接の際に、企業の中には、「緊張しないでリラックスして話してくださいね」という形で優しい言葉をかけてくれるケースもありますが、だからといって敬語ではなくタメ口で話していいという訳でもありません。敬語を正しく使えないと、日本社会で働く上での一般常識を持ち合わせていないと思われてしまう可能性があります。敬語を完璧に話せる必要はありませんが、少なくとも日常的に使われるような必要最低限の敬語はマスターすることが大切です。

敬語の種類:丁寧語、尊敬語、謙譲語

敬語は、丁寧語、尊敬語、謙譲語の大きく3つに分かれます。

丁寧語

丁寧語は、物事を丁寧に伝えたいときに使用する言葉です。

尊敬語

尊敬語は、相手(行動や動作の主体)が話し手よりも上位であることを示すために、その相手の行動や動作を持ち上げて表現したものです。

謙譲語

謙譲語は、相手が話し手よりも上位であることを示すために、自分や自分の関係者の行動や動作をへりくだる表現にしたものです。

就職活動で間違いやすい敬語の例

就職活動においてよく使われて間違いやすい敬語の例は次のとおりです。

御社/弊社

御社は尊敬語、弊社は謙譲語です。したがって、志望先企業の人とその企業のことを指して話すときには、「御社の企業理念に感銘を受けました。」のように、御社という言葉を使います。間違っても弊社という言葉を使ってはいけません。弊社という言葉は、「弊社では積極性のある学生を高く評価しています。」のように、その企業の従業員などの内部関係者が使用する言葉です。

了解しました/承りました・かしこまりました

「了解しました」という言葉は日常生活ではよく出てくる言葉ですが、正確には尊敬語でも謙譲語でもなく、目上の相手に対する敬意が含まれているものではありません。目上の相手に対する敬意を示すためには、「承りました」、「かしこまりました」という言葉を使うことが適切です。

お会いになる/お目にかかる

お会いになるは尊敬語、お目にかかるは謙譲語です。したがって、志望先企業の人と話すときには、「人事部の〇〇様にお目にかかりたいのですが?」、「先日、私は営業部の〇〇様にお目にかかり、お話を御伺い致しました。」のように、お目にかかるという言葉を使います。「人事部の〇〇様にお会いになりたいのですが?」、「先日、私は営業部の〇〇様にお会いになり、お話を御伺い致しました。」と言うのは間違いです。

ご存知である/存じ上げる

ご存知であるは尊敬語、存じ上げるは謙譲語です。したがって、志望先企業の人と話すときには、「メディアの報道などを通じて、御社の新商品が画期的で業界内でも大変話題になっていることを存じ上げております。」のように、存じ上げるという言葉を使います。ご存知であるという言葉は、「〇〇課長は△△をご存知でしょうか?」のように、目上の相手に対する敬意を示すための言葉です。

ご苦労様です/お疲れ様です

ご苦労様は目上の人が目下の人に対して使う言葉ですので、目下の人から目上の人に対して使うのは適切ではありません。目下の人から目上の人に一声かける場合には、お疲れ様ですという言葉を使うほうが妥当です。

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