【社会人生活を始める前に】内定獲得後の学生生活の過ごし方 | マイペース就職活動研究会

【社会人生活を始める前に】内定獲得後の学生生活の過ごし方

内定獲得後に残りの学生生活を悔いなく過ごすには?

多くの就活生にとって、内定獲得後に残された学生生活はあと数か月。人間というのはしばしば失ったものの大きさに後になって気づいて悩んだり後悔したりする生き物ですが、社会人生活を始まる前に残りの学生生活をどのように過ごせば、後になって後悔することが少なくなるのでしょうか?学生から社会人になって失われるのは何なのかという点から考えてみましょう。

学生にあって社会人にはないものとは?

社会人になると、仕事で充実した日々を過ごし、給料をもらって、経済的には少し余裕が出てくるはずです。しかし、社会人になると一つだけ失うものがあります。それは自由に使える時間です。一般的な平日の昼間勤務であれば、毎週月曜日から金曜日までの朝9時前後から夕方5時~6時くらいまでは仕事をすることになります。そうすると、比較的自由に使える時間は、平日の夜間と土日祝日だけです。しかし、平日の夜間は残業があるかもしれませんし、土日祝日についても休日出勤が必要な場合があるかもしれません。また、通勤時間や家事に使わなくてはいけない時間もあることでしょう。そうなってくると、自由に使える時間は学生時代と比べてかなり限定されてきます。

学生としての残り少ない時間の有効な使い方とは?

そこで、学生としての残り少ない時間の有効な使い方の例をいくつかまとめてみます。

学問や研究活動、部活動やサークル活動、同好会活動に力を入れる

学生の本分は学問です。自分の専門分野の勉強や研究活動に力を入れるのも当然有意義な時間の使い方です。社会人になってからでも勉強や研究はできますが、自分のペースで好きなだけ勉強や研究が出来るのはやっぱり学生であればこそです。学生としての残された時間を思う存分使って勉強や研究をしてみるのも選択肢の1つです。また、学生時代の多くを部活動やサークル活動、同好会活動にささげてきたという人も少なくないと思います。そういった活動で得られる知識や経験、人間関係は社会人になってからも必ず役立ちますので、最後までそのような活動に積極的に時間を使うというのも有益なことです。

長期旅行に出掛ける

学生のうちに長期旅行に出掛けることはとてもおすすめです。一人旅でも誰かと一緒でも、国内旅行でも海外旅行でも、自分が行きたいと思う場所を自由気ままに旅行してみてはいかがでしょうか?社会人になるとまとまった休暇を取れる機会は大きく減ります。年に1度や2度のタイミングで1週間や2週間程度の連続休暇であれば確保できるかもしれませんが、2週間を超えるような休暇を取るのはなかなか難しくなってきます。そういう意味では、長期旅行に出掛けられるのは学生の特権と言えるのかもしれません。

読書や映画鑑賞にいそしむ

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉があります。歴史や他の人の経験から学ぶ上で最も効率的な手段の1つが本を読んで学ぶことです。もちろん家族や友人、知人の経験を直接聞いて学ぶという手段もありますが、実際に会った事がない人の経験から学べるというのが読書の良いところです。社会人になると自由に読書をできる時間も限定されてきますので、時間に余裕があるうちになるべく多くの良書から学ぶ機会を持つのが良いかもしれません。映画鑑賞も読書と似たような効果が得られます。また、読書好きや映画好きの人は世の中には思いのほかたくさんいます。数多くの書籍や映画に関する知識を持っていると、そういった人たちとの会話が弾んで、仕事をする上でプラスになることもあるかもしれません。

短期留学・語学留学をする

時間とお金の両方の事情が許すのであれば、短期留学や語学留学にチャレンジしてみるのも選択肢の1つかもしれません。英語や中国語などの外国語を得意としていれば、社会人になってから活躍できる余地が広がります。たとえ就職先で外国語を使う機会がなかったとしても、いつそのような機会が来るかもしれませんし、仮に転職活動をすることになった際にも語学力があると非常に有利です。

友人と楽しく過ごす・旧交を温める

社会人になると、上司や先輩、同僚、同期社員、後輩や部下、顧客や取引先担当者など、仕事関係だけでもさまざまな人と出会う機会が増えてきます。もちろんそれはそれで楽しいことなのですが、仕事が絡むとどうしても複雑な人間関係や損得勘定のようなものに左右されることも出てきます。そういうものを抜きに気楽に楽しく過ごせるのが学生時代に得た友人です。社会人になってそれぞれ進む道は違ってきても、学生時代をともに過ごした関係は決して色褪せません。そういった人間関係をいかに将来にわたって維持していくかが、社会人生活や人生そのものを有意義に過ごすための鍵になると言っても過言ではないのかもしれません。

自動車運転免許を取得する

自動車免許を持っていないと社会人になって不便な場面に遭遇することがあります。たとえ自分で自動車を保有おらず、自動車を使用する必要がなくても、仕事や私生活で自動車を運転する機会が出てきたりすることもあります。また、自動車免許は身分証明書としてとても便利な存在です。自動車免許を取得するには意外と時間がかかるので、社会人になってから取得すると時間を作るのに苦労するケースも多いです。もし、時間とお金に余裕があるのであれば、学生のうちに自動車免許を取得しておくというのも一案です。

アルバイトをする

社会人生活の準備をする上では、また、社会人生活をスタートする上では何かとお金が必要になります。学生のうちにアルバイトをして少し蓄えを用意しておけば何かと安心です。また、アルバイトはお金を稼ぐ手段としてだけではなく、人間としての視野を広げ、人間関係を広げるうえでもプラスとなります。

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