【一般常識試験対策】文学・芸術・スポーツの一般常識のまとめ | マイペース就職活動研究会

【一般常識試験対策】文学・芸術・スポーツの一般常識のまとめ

 日本人のノーベル賞受賞者を整理すると?

ノーベル賞はダイナマイトの発明で巨万の富を得たアルフレッド・ノーベルの遺言に従って創設されたもので、西暦1901年から始まっっています。現在では、ノーベル物理学賞、ノーベル化学賞、ノーベル生理学・医学賞、ノーベル文学賞、ノーベル平和賞、ノーベル経済学賞の6つの分野について賞が与えられています。日本人で初めてのノーベル賞受賞者となったのは湯川秀樹で、1949年に中間子の存在を理論的に予言したことが評価され、ノーベル物理科学賞を受賞しています。日本のノーベル賞受賞者の一覧は次のとおりです。

受賞年 受賞者 受賞部門
1949年 湯川秀樹 物理学賞
1965年 朝永振一郎 物理学賞
1968年 川端康成 文学賞
1973年 江崎玲於奈 物理学賞
1974年 佐藤栄作 平和賞
1981年 福井謙一 化学賞
1987年 利根川進 医学生理学賞
1994年 大江健三郎 文学賞
2000年 白川英樹 化学賞
2001年 野依良治 化学賞
2002年 小柴昌俊 物理学賞
2002年 田中耕一 化学賞
2008年 南部陽一郎 物理学賞
2008年 小林誠 物理学賞
2008年 益川敏英 物理学賞
2008年 下村脩 化学賞
2010年 鈴木章 化学賞
2010年 根岸英一 化学賞
2012年 山中伸弥 医学・生理学賞
2014年 赤崎勇 物理学賞
2014年 天野浩 物理学賞
2014年 中村修二 物理学賞
2015年 梶田隆章 物理学賞
2015年 大村智 生理学・医学賞
2016年 大隅良典 生理学・医学賞

国民栄誉賞の受賞者は?

国民栄誉賞は西暦1977年(昭和52年)に当時の福田武夫内閣によって創設されたもので、初代受賞者はプロ野球選手の王貞治です。これまでのところ、スポーツ選手や芸能関係者が受賞することが多くなっています。国民栄誉賞の受賞者の一覧は次のとおりです。

受賞年 受賞者 職業
1977年 王貞治 プロ野球選手
1978年 古賀政男 作曲家
1984年 山下泰裕 柔道選手
1984年 植村直己 冒険家
1984年 長谷川一夫 俳優
1987年 衣笠祥雄 プロ野球選手
1989年 千代の富士 大相撲力士
1989年 美空ひばり 歌手
1992年 長谷川町子 漫画家
1992年 藤山一郎 歌手
1993年 服部良一 作曲家
1996年 渥美清 俳優
1998年 黒澤明 映画監督
1998年 吉田正 作曲家
2000年 高橋尚子 マラソン選手
2009年 森繁久彌 俳優
2009年 森光子 女優
2009年 遠藤実 作曲家
2011年 FIFA女子ワールドカップ ドイツ2011日本女子代表チーム サッカー選手
2012年 吉田沙保里 レスリング選手
2013年 長嶋茂雄 プロ野球選手
2013年 松井秀喜 プロ野球選手
2013年 大鵬 大相撲力士
2016年 伊調馨 レスリング選手
2018年 羽生善治 将棋棋士
2018年 井山裕太 囲碁棋士

芥川賞の受賞者と受賞作品は?

芥川賞は純文学の新人作家に与えられる文学賞で、正式名称は「芥川龍之介賞」です。1990年以降の芥川賞の受賞者の一覧は次のとおりです。

1990年 第103回 辻原登 『村の名前』
1990年 第104回 小川洋子 『妊娠カレンダー』
1991年 第105回 辺見庸 『自動起床装置』、 荻野アンナ 『背負い水』
1991年 第106回 松村栄子 『至高聖所』
1992年 第107回 藤原智美 『運転士』
1992年 第108回 多和田葉子 『犬婿入り』
1993年 第109回 吉目木晴彦 『寂寥郊野』
1993年 第110回 奥泉光 『石の来歴』
1994年 第111回 室井光広 『おどるでく』、 笙野頼子 『タイムスリップ・コンビナート』
1994年 第112回 該当作品なし
1995年 第113回 保坂和志『この人の閾』
1995年 第114回 又吉栄喜『豚の報い』
1996年 第115回 川上弘美 『蛇を踏む』
1996年 第116回 辻仁成 『海峡の光』、 柳美里 『家族シネマ』
1997年 第117回 目取真俊『水滴』
1997年 第118回 該当作品なし
1998年 第119回 花村萬月 『ゲルマニウムの夜』、 藤沢周 『ブエノスアイレス午前零時』
1998年 第120回 平野啓一郎 『日蝕』
1999年 第121回 該当作品なし
1999年 第122回 玄月 『蔭の棲みか』、 藤野千夜 『夏の約束』
2000年 第123回 町田康 『きれぎれ』、 松浦寿輝 『花腐し』
2000年 第124回 青来有一 『聖水』、 堀江敏幸 『熊の敷石』
2001年 第125回 玄侑宗久 『中陰の花』
2001年 第126回 長嶋有 『猛スピードで母は』
2002年 第127回 吉田修一 『パーク・ライフ』
2002年 第128回 大道珠貴 『しょっぱいドライブ』
2003年 第129回 吉村萬壱 『ハリガネムシ』
2003年 第130回 金原ひとみ 『蛇にピアス』、 綿矢りさ 『蹴りたい背中』
2004年 第131回 モブ・ノリオ 『介護入門』
2004年 第132回 阿部和重 『グランド・フィナーレ』
2005年 第133回 中村文則 『土の中の子供』
2005年 第134回 絲山秋子 『沖で待つ』
2006年 第135回 伊藤たかみ 『八月の路上に捨てる』
2006年 第136回 青山七恵 『ひとり日和』
2007年 第137回 諏訪哲史 『アサッテの人』
2007年 第138回 川上未映子 『乳と卵』
2008年 第139回 楊逸 『時が滲む朝』
2008年 第140回 津村記久子 『ポトスライムの舟』
2009年 第141回 磯崎憲一郎 『終の住処』
2009年 第142回 該当作品なし
2010年 第143回 赤染晶子 『乙女の密告』
2010年 第144回 朝吹真理子 『きことわ』、 西村賢太 『苦役列車』
2011年 第145回 該当作品なし
2011年 第146回 円城塔 『道化師の蝶』、 田中慎弥 『共喰い』
2012年 第147回 鹿島田真希 『冥土めぐり』
2012年 第148回 黒田夏子 『abさんご』
2013年 第149回 藤野可織 『爪と目』
2013年 第150回 小山田浩子 『穴』
2014年 第151回 柴崎友香 『春の庭』
2014年 第152回 小野正嗣 『九年前の祈り』
2015年 第153回 羽田圭介 『スクラップ・アンド・ビルド』、 又吉直樹 『火花』
2015年 第154回 滝口悠生 『死んでいない者』、 本谷有希子 『異類婚姻譚』
2016年 第155回 村田沙耶香 『コンビニ人間』
2016年 第156回 山下澄人 『しんせかい』
2017年 第157回 沼田真佑 『影裏(えいり)』
2017年 第158回 石井遊佳 『百年泥』、 若竹千佐子 『おらおらでひとりいぐも』

直木賞の受賞者と受賞作品は?

直木賞は大衆小説作品に与えられる文学賞で、正式名称は「直木三十五賞」です。従来は新人作家や無名作家に与えられる文学賞でしたが、近年は作家経験の長さに関係なく賞が授与されています。1990年以降の直木賞の受賞者の一覧は次のとおりです。

1990年 第103回 泡坂妻夫 『蔭桔梗』
1990年 第104回 古川薫 『漂泊者のアリア』
1991年 第105回 宮城谷昌光 『夏姫春秋』、 芦原すなお 『青春デンデケデケデケ』
1991年 第106回 高橋義夫 『狼奉行』、 高橋克彦 『緋い記憶』
1992年 第107回 伊集院静 『受け月』
1992年 第108回 出久根達郎 『佃島ふたり書房』
1993年 第109回 高村薫 『マークスの山』、 北原亞以子 『恋忘れ草』
1993年 第110回 佐藤雅美 『恵比寿屋喜兵衛手控え』、 大沢在昌 『無間人形 新宿鮫』
1994年 第111回 中村彰彦 『二つの山河』、 海老沢泰久 『帰郷』
1994年 第112回 該当作品なし
1995年 第113回 赤瀬川隼 『白球残映』
1995年 第114回 小池真理子 『恋』、 藤原伊織 『テロリストのパラソル』
1996年 第115回 乃南アサ 『凍える牙』
1996年 第116回 坂東眞砂子 『山妣』
1997年 第117回 篠田節子 『女たちのジハード』、 浅田次郎 『鉄道員(ぽっぽや)』
1997年 第118回 該当作品なし
1998年 第119回 車谷長吉 『赤目四十八瀧心中未遂』
1998年 第120回 宮部みゆき 『理由』
1999年 第121回 佐藤賢一 『王妃の離婚』、 桐野夏生 『柔らかな頬』
1999年 第122回 なかにし礼 『長崎ぶらぶら節』
2000年 第123回 船戸与一 『虹の谷の五月』、 金城一紀 『GO』
2000年 第124回 山本文緒 『プラナリア』、 重松清 『ビタミンF』
2001年 第125回 藤田宜永 『愛の領分』
2001年 第126回 山本一力 『あかね空』、 唯川恵 『肩ごしの恋人』
2002年 第127回 乙川優三郎 『生きる』
2002年 第128回 該当作品なし
2003年 第129回 石田衣良 『4TEEN フォーティーン』、 村山由佳 『星々の舟』
2003年 第130回 江國香織 『号泣する準備はできていた』、 京極夏彦 『後巷説百物語』
2004年 第131回 奥田英朗 『空中ブランコ』、 熊谷達也 『邂逅の森』
2004年 第132回 角田光代 『対岸の彼女』
2005年 第133回 朱川湊人 『花まんま』
2005年 第134回 東野圭吾 『容疑者Xの献身』
2006年 第135回 三浦しをん 『まほろ駅前多田便利軒』、 森絵都 『風に舞いあがるビニールシート』
2006年 第136回 該当作品なし
2007年 第137回 松井今朝子 『吉原手引草』
2007年 第138回 桜庭一樹 『私の男』
2008年 第139回 井上荒野 『切羽へ』
2008年 第140回 天童荒太 『悼む人』、 山本兼一 『利休にたずねよ』
2009年 第141回 北村薫 『鷺と雪』
2009年 第142回 佐々木譲 『廃墟に乞う』、 白石一文 『ほかならぬ人へ』
2010年 第143回 中島京子 『小さいおうち』
2010年 第144回 木内昇 『漂砂のうたう』、 道尾秀介 『月と蟹』
2011年 第145回 池井戸潤 『下町ロケット』
2011年 第146回 葉室麟 『蜩ノ記』
2012年 第147回 辻村深月 『鍵のない夢を見る』
2012年 第148回 朝井リョウ 『何者』、 安部龍太郎 『等伯』
2013年 第149回 桜木紫乃 『ホテルローヤル』
2013年 第150回 朝井まかて 『恋歌』、 姫野カオルコ 『昭和の犬』
2014年 第151回 黒川博行 『破門』
2014年 第152回 西加奈子 『サラバ!』
2015年 第153回 東山彰良 『流』
2015年 第154回 青山文平 『つまをめとらば』
2016年 第155回 荻原浩 『海の見える理髪店』
2016年 第156回 恩田陸 『蜜蜂と遠雷』
2017年 第157回 佐藤正午 『月の満ち欠け』
2017年 第158回 門井慶喜 『銀河鉄道の父』



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