【エントリーシート対策】志望動機のポイント(エントリーシート・履歴書編) | マイペース就職活動研究会

【エントリーシート対策】志望動機のポイント(エントリーシート・履歴書編)

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面接に辿り着くためには明確な志望動機が不可欠

エントリーシートや履歴書に書く志望動機は、採用企業側の人事や担当者も特に重要視して読んでいるポイントの1つです。志望動機を上手に書ければ、採用企業側の人事や担当者に「この人に会ってみたい、この人を面接してみたい」と思わせることにつながります。一方で、志望動機をうまく書けないと、採用企業側の人事や担当者には「この人は本当に当社に興味を持っているのかな、入社したいと考えているのかな」と疑問に思われてしまい、面接にたどり着くことができないこともあります。自己PRの場合は、一度ベースとなる文章を作成してしまえば、多くの企業のエントリーシートにある程度使いまわすことができます。しかし、志望動機の場合はそうも行きません。応募先の企業が異なれば、志望動機も多かれ少なかれ変わってくるはずです。逆に、どの企業に対しても使いまわすことができる内容の志望動機では、採用企業側の人事や担当者に対して気持ちが伝わらないことが多いでしょう。応募先企業ごとに志望動機を文章で作成するのは時間がかかりますし、面倒かもしれません。しかし、今後数年、もしかしたら数十年働くことになるかもしれない企業に対する志望動機の準備に時間をかけることは、至って自然、当然なのかもしれません。

志望動機を文章でまとめる際のポイントとは?

志望動機を文章でまとめる際に重要なポイントは大きく3つあります。これら3つを具体的な内容とともに丁寧かつ簡潔にわかりやすく説明できれば、採用企業側の人事や担当者にも気持ちが伝わるはずです。

  1. なぜその企業に入りたいのか?なぜ他社(同業他社)ではだめなのか?を明確にする。
  2. その企業に入社した場合には何がしたいのか?何を成し遂げたいのか?
  3. 上記2をするにあたって、自分の能力や経験がどのように活用できるのか?

印象が悪くなる可能性がある志望動機とは?

一方で、採用企業側の人事や担当者に評価されにくいことがある志望動機の例は次のとおりです。必ずしもこれらの全てが志望動機としてNGであるというわけではありませんが、読む人によっては好印象を持たれないことがあるので注意が必要です。

1. 給与面や待遇面での魅力がある

企業を選ぶ際に、給与面や待遇面、ワークライフバランスといった点は重要にはなりますが、志望動機としてこれらを挙げるのは適切ではありません。入社前からお金や休むことにばかり執着していると思われてしまうのはマイナスです。

2. 社会に貢献したい、世の中の役に立ちたい

社会に貢献したい、世の中の役に立ちたいという気持ち自体は素晴らしいことです。しかし、企業は利益を上げることが求められる存在で、社会貢献だけを追求できるものではありません。社会貢献を徹底的に追求したいのであれば、NPOへの就職やボランティア活動を検討するという考え方もあります。

3. スキルアップや自己成長ができる

スキルアップや自己成長をしたいという向上心を持っていることを伝えること自体は好印象を得られる可能性があります。ただし、採用企業側としては志望者のスキルアップや自己成長のために採用するではなく、あくまでも中長期的に利益をもたしてくれることを期待して採用するのです。したがって、スキルアップや自己成長をして、その企業で何を成し遂げたいのかという点をセットにして説明する必要があります。

4. 企業のホームページや会社説明資料の説明文の内容を繰り返す

その企業の理念や価値観を前もって調べて理解しているという姿勢を示すこと自体はプラスですが、採用企業側の人事や担当者が聞きたいのはその企業の説明ではなく、面接を受けている就活生がなぜその企業に入りたいと思っているのかという点です。

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